こんにちは、旅好きブロガーのはるか(@harukaxblog)です。
今回は私の人生が180度変わったきっかけとなったオーストラリア留学についてお話ししします。
”留学”は人生の転機であり、”今の私”を形成してくれました。
留学を少しでも悩んでいる方にとって、この記事が背中を押すきっかけになれればと思い、私の経験をもとになぜ留学に行こうと決めたか、さらに留学で人生が変わった理由についてお話ししていきたいと思います。
留学に行こうと決めたきっかけ
私は、高校時代のある出来事をきっかけに「留学にいきたい」「英語を勉強したい」と思い、それを実現できる大学や学部へ進学をることを心に決めました。
まずはそこに至るまでの過程について、軽くお話ししていきます。
奈良の田舎で三姉妹の末っ子として誕生
実家は兼業農家、奈良県で三姉妹の末っ子として誕生。
長女は運動も勉強も万能で親からいつも褒められていて、私はそんな姉と比べられながら育ちました。
姉と比べて何も勝るところがなく、褒められるよりも怒られることがほとんどで自己嫌悪を感じることがとても多かったのを今でも覚えています。
正直、両親はそんなつもりなかったと思いますが、私は「何もいいところがない」と思い込んでしまっていました。
両親は教育熱心
両親は教育熱心で、小さい頃からあらゆる習い事(ピアノ、習字、学研、和太鼓、テニス、卓球、英会話、和太鼓、合唱、絵画、等々)を習わせてもらっていました。
小学4年生のある日、友達が楽しそうにしているのをみてバレーボールを新たに始めることに決めました。
習い始めてから知ったのですが、たまたま入ったところが奈良県内で優勝候補の強豪チームだったので、かなり練習がきつかったです。。
褒められる嬉しさを覚える
バレーボールを始めてから、監督から運動神経が良いと褒められることが多くなり、自分にも長所があるということを初めて知ることができました。
さらに、小学5年生のとき人生で初めて漢字のテストで100点をとって先生や両親、友達から褒められて徐々に「私もやればできるんだ」と思えるようになったのです。
それからテスト前には必ず予習復習して、毎回先生に自習勉強ノートを提出していたのを今でもはっきり覚えています。
小中高は勉強とバレーボール三昧
「褒められる=私自身の存在価値」と感じるようになり、勉強も部活はもちろん、何に対しても全力で頑張るようになりました。
中学生の時は「部活動で県大会優勝のレギュラー、勉強で学年トップ」が続いていて、まるで何かに追われるように何に対しても必死になってひたすら頑張り続けてました。
何か結果を出すたびに、両親や周りの人から褒められることが本当に嬉しかったのを今でも覚えています。
逆に言えば、頑張ってない自分は何の価値もないとまで思ってました、、。
きっかけは留学生のある言葉
小中高と常に目の前にある明確な目標(優勝や成績トップなど)に向かって頑張り続けていたため、大学進学について考える頃、何を基準に決めれば良いのか分からなくなってました。
そんな時、たまたまある留学生の講演会を聞く機会があり、ある言葉に魅了されたのです。
「英語というツールを使って、世界中の色んな人と繋がることができる」
この言葉をきっかけに「今まで見たことのない世界を見てみてみたい、知りたい」と思うようになり英語を勉強し留学にいける学部へ進学することを決意したのです。
ちなみに、私はもともと理系に進んでいたので、受験期に急遽文転することにしました。
そこまでしてでも「英語を学びたい」と強く思うきっかけになったのです。
長女と同じ大学を受験するも不合格
そんなこんなで大学受験期は寝る間も惜しんでひたすら勉強してました。
しかし優秀な長女と同じ大学を受験するも、結果第一志望は不合格。
いっぱい応援してくれた両親の期待に応えられない自分が嫌で悔しくてたまらなくて、浪人するかなかり悩みました。
そんな時、「やりたいことができるところを選びなさい」と背中を押してくれたお母さん。
滑り止めで受けていた「英語を勉強し留学も経験できる」大学に進学することを決意したのです。
19歳の誕生日にオーストラリアへ出発
大学に入学してびっくり!帰国子女で英語堪能な人が多くて焦る焦る。
1年生のとき毎日のように22時まで図書館こもって必死に英語を勉強し、2年生になったとき、1年間のオーストラリア留学を勝ち取りました。
そして、忘れもしない19歳の誕生日、運命のオーストラリア/ブリスベンへ向けた出発の日を迎えたのです。
人生を180度変えた留学
私は留学を経て「自分は自分でいいんだ」と思って自信を持てるようになりました。
そう思えるようになった出来事と理由についてお話しします。
\ オーストラリア留学で人生が変わった理由 /
- 多様な年齢層や異文化との関わり
- 個性が求められる環境
- 何にでも挑戦・行動しやすい
多種多様な年齢層や異文化との関わり
私と同世代で留学に来ているのは日本人がほとんどで、他の国からは30歳〜40歳の方もたくさんいました。
さらに、英語を学ぶ目的が同じでも様々なバックグラウンドを経て仕事を辞めてまで留学に来ている方がいることを知って衝撃を受けたのです。
そのとき、初めて私には「留学=大学生」といった先入観が自然と身についてしまっていたことに気づきました。
このことから「人それぞれの考え方や人生がある」ことを知り、今までいかに無意識のうちに自分で「こうであるべき」というレールを勝手にひいてその上を歩けない自分は出来損ないと思ってしまっていたことを痛感したのです。
私は大学受験に失敗したとき、「人生負け組で今後人生における選択肢の幅が狭まってしまった」と思い込んでいました。
しかし、留学を経て「人生まだまだこれからだからもっと色んな経験をしていきたい」とポジティブに考えられるようになったのです。
個性が求められる環境
オーストラリアでは、世界各国からの移民が多いため異文化が当たり前で、個性がしっかり見られる環境でした。
このような環境を肌で感じ、”自分”を怖がらずに表現できるようになりました。
「他人と違って当たり前だから、比較する必要なんてない」そう自信を持って思えるようになったのです。
幼少期から姉と比べられながら育ってきたバックグラウンドから、私は他人と比較する癖がついてしまっていました。
そして勝手に優劣をつけて同じように出来ない自分に自己嫌悪を感じてました。
しかし、留学を経て「私がどうありたいか、何をしたいか」が大切であって、他の人が目指しているものと必ずしも自分軸が一致するわけではないという重要なことに気づけたのです。
何にでも挑戦・行動しやすい
留学中は、自分次第で行動しようと思えば何にでもチャレンジできます。
オーストラリアは、海外の国のなかでも比較的治安が良いため自由に行動しやすいというのも利点です(友達はバスに財布を置き忘れても戻ってきてました)。
夜は一人で出歩くのは危ない国も多いため、油断は大敵ですが一人でも自由に行動しやすいのは有難い環境ですよね。
さらに、留学生同士の交流もたくさんあるため、世界各国の友人と繋がりを持つことができます。
オーストラリアは位置的に南米と近いため、ペルー・コロンビア・ブラジル・チリなどからきている留学生もたくさんいました。
ただ、気をつけなければならないのは「日本人同士のコミュニティーだけに留まらないように意識する」こと。
私の場合、同じ大学から約20名と一緒に行ったため、しんどい時は周りに頼ることができる一方で、留学中でありながら日本語を話しても通じる相手がたくさんいました。
おそらくどの語学学校でも同じような状況に陥ってしまう可能性は高いと思います。
しかし、そんな環境を生かすも殺すも自分次第でありできる限り誰とでも英語を話すようにすることが超重要です。
最初は英語を話すことも聞くことも全くできなかったため、話すことが恥ずかしくて日本語に甘えたくなる時が多々ありました。
でも、そんな自分を変えようと思い立ち「特技を生かしてバレーボールサークルに入る」「日本が好きなコミュニティのイベントに参加する」などをしてできる限りネイティブの友人を作れるように行動していくうちに徐々に話せるようになっていったのです。
次第に、自らチャレンジすることや失敗することに対する恐怖がなくなり「もっと何かやろうと思えば私にでもできるんじゃないか」と自信を持てるようになったのを今でも覚えています。
留学するならオーストラリア
私が留学先としてオーストラリアをおすすめする理由をまとめます。
\ 留学ならオーストラリアがおすすめ /
- 他国籍・異文化の環境
- 治安がよく自由に行動しやすい
- 親日の方が多い
- 日本との時差が1時間
- 左側通行で生活しやすい
他国籍・異文化の環境
オーストラリアは位置的に世界中のどこからでも程よい距離になるので多国籍文化が馴染んでいます。
実体験で言うと、スペイン・イタリア・ロシア・コロンビア・ペルー・ブラジル・チリ・インドネシア・フィリピン・サウジアラビア・パプアニューギニア・中国・韓国など、本当に様々な国の友人と繋がりました。
同じ大学からイギリスやアメリカに行った友人も多くいましたが、話を聞いている限り一番色々な国籍の友人ができたと思ったのを今でも覚えています。
国によって文化や慣習が異なるのはとても興味深い話題でしたし、とても勉強になりました。
さらに留学後も、旅行の時に会えたり案内してもらえたりするので嬉しいですよね^^♪
治安がよく自由に行動しやすい
さっきも触れましたが、オーストラリアは海外を感じないくらいとても治安が良いです。
アメリカと違い、オーストラリアでは銃の規制は厳しめです。
通りや地区によってもちろん多少の違いはありますが、人通りがある場所であれば基本的に夜出歩いても問題はなく安全です。
親日の方が多い
オーストラリアでは、親日の方や日本の文化に興味のある方が多いようです。
結構驚きだったのが、日本語が必修の外国語の選択肢に入っていたことです。
大学によりけりだと思いますが、日本で例えると英語のように「必修科目外国語の選択肢」と同等の位置付けってすごくないですか?
さらにオーストラリアと日本は貿易もかなり盛んであるため、政治・経済的にもとても仲が良いとされています。
ゆえに、親日のオーストラリア人は多くネイティブの友人を作りやすいという利点があります。
日本との時差が1時間
留学中はホームシックになりがちだと思いますが、アメリカやイギリスと異なりオーストラリアでは時差が日本と1時間時差のため日本にいる家族や友人と連絡が取りやすいです。
私は留学に行って3〜4ヶ月後くらいにホームシックなりましたが、日本にいる家族や友人と特に時間を気にすることなく連絡取れたのはとてもでかかったです。
左側通行で生活しやすい
アメリカのイメージが強く「海外=右側通行」と思っていたのですが、オーストラリアでは日本と同じく左側通行であったため私生活で特に不便なくすぐに順応できました。
慣れない右側通行だと安全面が少し不安になるのと、国際免許を持って運転したい時もなかなか難しい面がありますが、その点オーストラリアでは安心して過ごせます。
留学で悩んでいる方へ
最後に、留学を悩んでいる方へ伝えたいです。
私は、留学に行くまで勉強と部活ばかりしていて海外や旅行に興味がある方ではない性格でした。
そんな私が、オーストラリア留学を経て考え方や性格が180度変わり「奈良→大阪→東京」へ進出し、一人バックパッカー旅や国際インターンシップ、海外駐在などの挑戦を経て今では世界2周を目指しています。
正直、自分でも驚きを隠せません。
このように人生が変わったのは留学がきっかけであり、全力で応援して私に留学という機会を与えてくれた両親のおかげです。
東京一人暮らしをしてからなかなか感謝の気持ちを伝えられていませんが、今でも一番近くでいつも応援し背中を押してくれた両親のことを思い出して胸がいっぱいになります。
オーストラリア留学は、言葉で表せないほど貴重な経験を私に与え、大きく成長させてくれました。
私の経験が、今、留学に行くか少しでも悩んでいる方の後押しになれればとても嬉しいです。
「留学に行きたいけど、どう進めたらいいかわからない。誰かに相談したい。」という方向けに、無料カウンセリングも可能なので、よかったら活用してみてください。
\ 無料カウンセリング受付中! /
カウンセリングを受けたら絶対に行かなければならないというわけではなく、あなたにとって何かのきっかけになればと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。